※ この記事でわかること
普段はアナログのエフェクトをつかいたい。
でもマルチのエフェクトだけ単体で使いたいとします。
ABラインセレクターでマルチを操作するとそれは可能ですが、
マルチは出力を小さく設定してありますので、何かで増幅する必要があリます。
その状態でラインセレクターを踏むと、「ボン」となることがあります。
対策として、アウトラインに直列で100n~200nのフィルムコンデンサを入れる、
切り替えラインに1MΩの抵抗を入れるのが有効だそうです。
今回はABセレクターにボリュームーポットも追加し、
ポップノイズ対策も施したものを新規で製作します。
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ポップノイズ
エフェクターを切り替えたときに「ボン」というスイッチ音がすることがあります。
これがポップノイズで、曲中の切り替えにこれは困りますね。
ポップノイズの原因
ポップノイズは 切替後にアンプへ送られる信号のDC段差が原因です。
セレクターでラインに引き入れるエフェクター出力の”DCオフセット差”が問題です。
私の場合、ゲインを切ったdistortion+で増幅をかけています。

いかにも「ボン」といいそうなやり方です。(笑)
dist+はクリッピングダイオードを外そうかと思いましたが、
ゲインを下げるだけで大丈夫そうなので、とりあえずそのままにします。
New ABラインセレクターの製作
レイアウト変更
今回はポットがついたりと機能が増えるので、レイアウトも変えます。
ポットは50K Bが良いですが、今回Bがなくて、Aを使用します。
Bはフラットな感じですが、
Aだとポットの後半で効果がでてくることになります。
使い勝手、好みという部分です。
下はは位置取りの写真。

ポットをつける上部をあけるのに、全体的に下にずらしてあります。
穴を開けて仮組しました。古いのとの比較です。

ラインセレクターはいつもこの仮組の状態ではんだしています。
電源ジャックとLED
ラインセレクターの電源はLEDでしか使用しません。
配線を奥に収めてしまいたいので、先にここから手を付けます。
今回は電源からのマイナス線に8.2KΩの抵抗を配線し、マイナス側で制御します。
色々PCB基板を作ったところ、マイナス制御が一般的なようです。

3PDスイッチなので端子は3列あります。
どの列でもいいのですが、1列LEDだけの列にします。
共通端子の真ん中に抵抗をはんだ。
あとは左右の端子にLEDを配置します。
プラス線は全部くっつけても バラバラに引いてもいいです。

スイッチの切り替えでLEDが入れ替わるのを確認します。
GND(コールド)の配線
先程のLEDを邪魔にならないようにテープで止めてますね。
GNDというとマイナスなんですけど、
電源のマイナスと混乱すると思います。
音の側のマイナスです。(説明が変ですね)
ジャックのマイナス同士をつないでいる黒い線がGND(コールド)の配線です。

上のvolポット横はエフェクトアウトなんですが、
GNDの配線を分岐させて、ポットの1番につないでいます。
ポットは逆さまに見ているので、右から1番です。
あとは斜めにエフェクター側と、スルー側のジャックをつないでいるだけです。
エフェクターも逆さまに見ているので、
使用するときと、in out逆になります。
スルー側、ギターイン、アンプアウトの配線
ギターイン側
ギターインは青線で、ジャックから2分岐しています。
片方をスイッチのど真ん中に、
もう一つをLEDの反対側の列の写真で言えば左、中心側とも言えますが、そこに。

アンプアウト側
ここにポップノイズ対策を施します。
アウト側は、LEDラインの反対側の真ん中につけます。
緑の線がそうです。
写真ではオレンジの線も見えますが、こちらはノイズ対策の一つ。
アウト側のジャックはステレオジャックを使用しています。
ジャックの一番先端につながる端子(tip)に緑の配線を、
ジャックの途中につなげる端子(ring)にオレンジの線をつなげます。
このとき緑の線には100nF~200nFのフィルムコンデンサを取り付けます。
私は間を取って150nFにしました。
[スイッチ]───||───[アウトジャック]──→アンプ
150nF
オレンジの線には1MΩの抵抗を取り付けます。
この抵抗がノイズをゆっくり逃がすようです。
この2つがポップノイズ対策です。

エフェクトインの配線
こちらはシンプルである。
黄色の線です。
写真下の左から、スイッチの真ん中列の外側に配線しています。

エフェクトアウトvolの配線
こちらは紫の線を使用しています。
一旦アウトジャックからvolポットの3番に配線し、2番からスイッチに向かいます。

スイッチはLEDと反対側の端の列、一番外側にはんだします。

以上で配線終了となります。
使用してみて
ボリュームポットがありません(笑)

こちらはバイパスでラインにエフェクターを入れていない状態。
緑のLEDがエフェクターインになった状態。

問題のポップノイズですが、ほぼないです。
時々小さい音でポフというときはありますが、許容範囲です。
まとめ
・ABラインセクターにポップノイズ対策をした。気になるほどのノイズはなくなった。
・前回は、volポットをつけたセレクターにしたので、それも含めてバランスをリニューアルした。
・完成度は高くなってきていると思う。
