ジャンクVPと自作基板で「俺のワウペダル」を自作する | 見た目は完全にレトロVP!

エフェクター自作

※この記事でわかること

ジャンクのボリュームペダルFV-300Lにオートワウの基板を仕込もうという企画。

FV-300Lのポット周辺をまるまる流用してワウを搭載していますので、

興味のある向きはご一読ください。

先に結論!!

・FV-300Lのスライドポットはオートワウの100KC500KC代わりとして流用できた

・ジャンク1000円のVPでワウペダル化に成功

・中間ポットも有効に機能し、効き幅の調整も可能だった

ワウに関しては、キットが少ないのでYouTube動画をもとにオートワウを製作し、

ボリュームペダルに内蔵する様子を写真入りで記載していきます。

オートワウを製作するに当たり、こちらの動画を参考にさせていただきました。

オートワウ部分の製作

動画投稿者様のお株をとって解説するなど失礼に当たりますので、

わたしの方からは動画から変更した部分を紹介させていただきます。

いつもはPCB基板なので少し苦戦

まずは、動画を参考にきちんと組めば動くということを記載させていただきます。

わたしも最初音がでませんでした。

安いユニバーサル基板を使用したのも原因ですが、

(安くてしっかりしたものもあります)

横着をしすぎたようです。

2度めはマジックで記入しながら部品の方向や、役割を意識しながら組みました。

最初LEDも点灯せずに焦りましたが、

電源ジャックの故障という(中古品)物理的なものが原因でした。

それでも音がでないので、

オペアンプの足をテスタで測ったところ、3番だったかな?

9V以上だったと思います、テスタの針が大きくジャンプ!

錫メッキ線を1本忘れていました。

これが裏側なんですが、正直正確なやり方も知らないんです。

見様見真似。

完成した基板の裏側

プロが見たらなんじゃこれ?と言われるかもしれません。

表はこのような感じです。

自作のオートワウ基板

結構ありあわせの部品で作っています。

抵抗などは値がなくて3連結しています。

フィルムコンデンサもほとんど中華のセット売りのやつです。

中華はもしかしていい味出すかもしれませんが(笑)

動画との変更点

・オペアンプはありあわせのもので、MC1458-Pというものを使っています。

・電解コンデンサは寝かせていません。

・基板のLEDの列をなくして外に配線し、LEDの直前でマイナス側に抵抗を入れています。

・5.1MΩの抵抗がなかったので、3本で作りました。

・基板の赤いLEDはワウの効果にあわせて光るので、

後に延長できるようにピンソケットにしました。

これで音がでました。

VP側の準備です。

ボリュームペダルの構造はどうなっている?

FV300-L

こちらはブーストなどついていないボリュームペダルです。

一応BOSSの製品で信頼性はあります。

ジャンクのFV300-L

ブーストなしなのでエフェクターの後ろにつなぐやつでしょうね。

こちらはジャンクで1000円でした。

レンタル落ちで汚れていましたが、ずいぶん安いので購入しました。

同系のもので3000円で売られていましたので。

なにか間違えたのかもしれませんね。

レジで店員さんの「しまった!」というような顔は忘れられません。

蓋を開けます

まず最初に驚いたのはポットでした。

ギヤ式や糸式が多いのでどんなものかと開封。

なんとスライドポット方式!

BOSS製品が丈夫なのはこういった作りもあるでしょうね。

FV300-Lのポットの仕組み

テスタで測ったところカーブはわかりませんが100Kのようです。

(わたしは怪しいのでご自分でも測ってくださいね)

ちょうどオートワウの方は100KC500KCを指定しています。

2026/10/10追記 ポットの値が同値ではなかった。

値は同じくらいということで、そのまま流用か?と期待します。

ジャック部分です。

Fv300-Lのジャック部分

こんなにたくさんジャックはいらないので、穴にはLEDでも仕込もうか?と考えています。

ジャックはエフェクターに直接つなぐのでリボンケーブルや基板から外します。

奥に見えるのは操作感を決める中間ボリュームですね。

これも流用できそうな気がしています。

ボリュームペダルの加工

ジャックの取り外し

この段階ではもとの部品をどういかすかは決まって言いません。

配線も追えていないのですが、決定事項としてジャックは取り外します。

できれば流用したいです。

リボンケーブルをポット基板から外します。

ポット基板からリボンケーブルごとジャック基板を外す。

外したところです。

ポット基板からジャック部分を取り外したところ

ポット基板はこうなりました。

エフェクターのポットの配線をこの穴にはんだできるといいのですがね。

ジャックのリボンケーブルを外したところ

ジャックも個別に外していきます。

こちらは流用したいので慎重にはんだすいとり線を当てて外していきます。

はんだすいとり線を当ててジャックを外すところ

はんだはそれほど硬くなく、きれいに外すことができました。

使う予定はないのですが、基板側も無事です。

すべてのジャックを使用可能な状態で取り外すことができた

流用したジャックをワウに取り付けてみます。

VPのジャックをワウに流用

問題なく音がでました。

・GNDを前側(穴側)写真のグレー線

・インプットやアウトプットは後ろで2個ある端子の右側(多分どちらでも大丈夫そう)

インプットは青線。アウトプットは緑線。

ボリュームペダルに組み込んでいく

基板をどこに置く?

まず、基板の位置ですが写真の位置の溝に立てかけられそうです。

溝を利用して基板を立てかける計画

ここも金属部分なので、ピックアップに巻くような布テープを巻いておきます。

私はこれを使用しています。

ニトムズ(Nitoms) 日東 アセテート粘着テープ NO.5 19mmX20m 黒 51920

アセテート粘着テープ

お値段は800円弱のようです。

ちょっと高いようですが、度々使いますし、そんなに減るものでもないです。

損した感じはないです。

このような感じで貼りました。

アセテート粘着テープで絶縁しておく

電源ジャックはシールドジャック穴を利用

私の電源ジャックは少し穴より太く、

穴をドリルで拡張する必要がありました。

上から2番めが、電源ジャックをつけるために拡張された穴

仮組の感じ

写真を見ていただくのが早いでしょう。

ボリュームペダルにワウ基板を仮組してみたところ

この状態で問題なく音はでています。

基板が縦置きになっています。固定方法は考えなくてはいけませんね。

縦置きにしても底蓋は閉まると思うのですが、少し加工が必要かもしれません。

あとはエフェクターのポットをボリュームペダルのスライドポットに変更するだけです。

下の写真は完成間近のジャック周りの写真です。

ジャック周辺部の仕上がり写真

もし内蔵電池にするなら

私は内蔵電池式にはしませんが、

ボリュームペダル内にこんな場所がありますよ。

電池がすっぽり入る場所がある

逆さまにして使用するので固定方法は考えなくてはいけませんが、

いい感じの場所ですね。

vpの基板をハックしたい

FV-300Lのスライド可変ポットは先端がクワガタになった特殊形状です。

基板によって中間ポットで効果幅も調整可能になっています。

このシステムをまるまるハックしたいです。できるかな?ということで、

ジャック基板から読み解く

こちらがジャック基板です。使用時とは裏返しになります。

左から

・チューナーアウト

・インプット1

・インプット2

・アウトプット1

・アウトプット2

となります。

ジャック基板の裏側

基板上部のでかい大陸部分がGNDですね。

リボンケーブルだと真ん中になりますね。

ワウ側の1番端子が(左から見て)GNDですので、ここは決まり。

そしてこのVPはアウト側で音量を変えているようです。

アウト側からリボンケーブルに端子が集中しています。

スライドポット基板に配線

GNDはもう外した場所の真ん中ですが、

他がよくわかりません。

何故か普通にVPになったりします・・・・・

基板を追っていると目が回るので、

総当たり戦でワニ口クリップで色々つなぎます。

壊れもしないだろう。

結果これでうまく行きました。

基板をハックできた配線

今回の私のワウ基板で言えば、

上側配線はVR3 ワウの回転ポットでは3番(右側)

下側配線はVR2 ワウの回転ポットでは2番(真ん中)

下側配線のすぐ下がGND ワウの回転ポットでは1番(左側)

その下のはんだ盛り上がりは実験のあとです。

これで中間ポットも完璧に思い通りに動きます。

効き幅のコントロールができるので、

スライドポットのカーブの違いが全くハンデになりません。

最終的に基板をマジックテープで軽く止めて、

蓋が当たりそうな配線や、LEDをグルーガンで固めます。

これは・・・・・

大成功してしまった・・・

まとめ

・FV-300Lがスライド抵抗を採用していたことには驚かされ、ぜひそのまま流用したいと思った。

・EFFECTS EFFECTSさんの設計と、FV-300Lのポットの値が偶然にも同じくらいであったので、

FV-300Lの仕組みをそのまま流用することができた。

2026/10/10追記 私の見間違いでポットの値は同じくらいではなかった。

・オートワウを選択したので、足での強弱、手元での強弱と、2重のワウを作り出せる。

・中間ポットをうまく使い、普段から薄くワウがかかりっぱなしの常時電源オン方式を採用した。

・完全オフにしたいなら、ABラインセレクターを使用することで解決できそうである。

だ、大成功。

音出し動画

曲などは演奏せずにシンプルに機能とサウンドを紹介しています。

いかがですか?

やりたくなりませんか?(笑)

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