PT2399を使用したDeep Blue Deleyの制作

エフェクター改造

※ この記事でわかること

ギターのライン録音環境を整えるために、

キャビネットシミュレーターやTimmyの改造を続けてきましたが、

今回はその延長として PT2399を使ったアナログディレイ「Deep Blue Delay」 を自作してみました。

メルカリで入手したPCB基板を使い\、

抵抗の取り付けからケース加工、音出しまでを写真付きで記録しています。

アンプのリバーブ代わりとして使える“柔らかい反響”を狙った制作です。

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Deep Blue Delay 20250317版 – OUE
オリジナル:Mad Professor Deep Blue Delay エフェクターのタイプ: ディレイ マニア度: 普通 基板のサイズ: 48mm x 65mm / ケース: 1590Bタイプ 提供法: 基板頒布 部品の形状や向きをたくさ…

アナログディレイをどうするの?

今までの流れ

DAW環境でアンプに近い音をを鳴らしたいと、

キャビネットシュミレーターなどを製作していました。

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そこで今回は、アナログディレイをアンプのリバーブに見立てて、

DAWで使用できるアナログ環境を整えようという狙いです。

手強いPT2399

以前にもPT2399を使用した基板キットは作っているのですが、

実用で使えるほどにはなりませんでした。

結構手強い印象です。

今回の基板はどうでしょうね?

期待をしながら製作をしようと思います。

アナログディレイの製作

ケースも着色

気分を出してケースも深い青に着色しました。

まさにDCMスプレー(ホームセンター)でしか出せない深い青です。

穴あけをして青に着色したケース

少し大きめの基板でしたので、

スイッチやジャックはなるべく下の方になるようにしました。

私は電池は使わないのでこれでいいのです。

マスキングテープを貼って印をつけて穴あけです。

マジックで直接書くと、塗装しても浮き上がってきたりすることもあります。

このほうがいいとおもいます。

マスキングテープを貼って穴あけ位置を書き込む

背の低い部品から取り付け

でっかいのを先につけるとコロコロしてやりにくいので、

低い抵抗や、ソケットから取り付けます。

抵抗でも2本つないだりすればコロコロしますけどね。

ソケットから

前にいじった感じでは、ICのPT2399は当たりハズレがあり、

配線ミスなどがあると簡単に壊れてしまいます。

ソケット化したほうがいいでしょう。

しかし、1列長いソケットを購入してしまった・・・

1列長いソケットを間違えて購入。

ピンをとっちゃいましょう。

1列カットしたソケット

きれいにできなかった・・・

まぁいいでしょう。

PT2399のディレイにはオペアンプも乗っています。

あまり交換することもないと思いますが、

一応ソケットにしておきます。

と思ったらないので、ピンヘッダをカットして使用します。

基板にソケットを取り付けたところ

ソケットのはんだは苦手で、いつも曲がってついてしまいます。

マスキングテープで止めてみました。

テープで部品を止めてはんだするところ

おかげさまでまっすぐついたようです。

抵抗やダイオードを取り付ける

抵抗の数が結構多いいです。

間違えると歪系より影響が大きいので見直しながら取り付けます。

保護回路のダイオードは、SBM-245Lと少し変わった型番です。

抵抗やダイオードの取り付けをした基板

D1はパイロットランプなので省略します。

コンデンサなどの取り付け

インフィニティ調整トリム

今回このような部品があります。

調整トリム

103と記入されていて10KΩです。

両端に○VとGNDをつなぎ、真ん中のピンで0~○Vまで出力するようです。

半固定ボリューム / トリマポテンショメータと言うそうです。

感度調整を行うといった用途です。

常時回すものではなく、ドライバーで調整する形です。

おそらく抵抗が下がりすぎてICのPT2399が異常動作をするのを防ぐための使用では?

これも取り付けてしまいます。

中央端子の穴が2個ありますね・・・

多分自然に入る位置でいいと思います。

違う形状のものも使用できるように設計してあると思うのですが・・・

やってみます。

コンデンサ

もうそのへんにあるものをありあわせで取り付けてあります。

いいものの中古だったり、中華のものもあります。

部品点数も多いので、色とりどりで統一感がないです(笑)

部品の実装が終わった基板

PT2399は上にも下にも○があります。

ややこしい。凹みで判断します。

逆に指すと壊れます。(経験者)

U3のレギュレーターは、指定でL785ですが、手持ちのL78L05(PE-201)を使用しています。

私のもののほうが低電力用のようですが、やってみます。

3本足の部品

私は素人なので、3本足は全部トランジスタでいいのかと思ってました。ところが、

・バイポーラトランジスタ(BJT) 

2SA1015 → PNPトランジスタ(作動増幅、反転回路)

2SC1815→NPNトランジスタ(増幅、バッファ) など。

・JFET(電流制御素子)

BF256B(クリーンなバッファ、真空管に近い) など。

・MOSFET

BS170(オーバードライブのクリッピング) など。

・電圧レギュレーター

L7805、L78L05(安定した5Vを作る) など。

・フォトカプラ

光で信号を伝える絶縁素子、トレモロ、オプティカルコンプ、ノイズ対策

などがあるそうです。

周辺部品の取り付け

今回はスイッチやジャック側から取り付けました。

全然意味はないんです。

電源、スイッチ、ジャックが取り付けられた

ここまで来るとかなりワクワクしてきます。

ポットも取り付けました。

すべてのパーツをつけ終わったところ

このまま裸の状態で通電、音出ししてみます。

本当はテスタで電圧を計ってからつないだほうがいいんですけどね。

このような感じで無事音がでました。

完成し、音がでたDeepBlue基板

先程のインフィニティ調整トリムというやつですが、

左に回すと無限フィードバックになります。だめなやつです。

目一杯右に回すとぶつ切れな感じになります。

狙いならこれもありです。

半分より少し右くらいがいいような気がします。好みですけど。

さてケースに入れましょう。

ケースに入ったDeepBlueディレイ

どうもポットノブがないようで、ありあわせになっています。

今回徹底的にありあわせ。

その割にはWIMAの赤いフィルムコンデンサなども混ざっているのが私らしい。

音の印象

ヴォリュームアップはアナログディレイの宿命?

まず、スルーバイパスに比べてエフェクトオンでヴォリュームが大きくなりますね。

この基板はさほどでもないですが、大きくはなります。

ギターソロなどでエコーもかけてボリュームも大きくという時には丁度いいかも(笑)

ディレイ、ヴォリューム、フィードバックと3種のポットがあるんですが、

このボリュームはディレイ音のヴォリュームで、原音ではないです。

アウトの配線上にヴォリュームポットをつけるのはさほど難しくないですが、

今回私はアナログリバーブの代わりという用途が決まっているので、

複雑なことはしませんでした。常時かけっぱなしですから。

なんと言っても柔らかい

その音の特徴としては、柔らかいのが印象的。

デジタルはカチカチしてますが、こだまのような自然の柔らかさがあります。

前述のTimmyとSimpleCabSimの2個1アンプシュミレーターにリバーブ代わりにかけますと、

それはもうスタジオ気分です。

課題としてはHiの調整がTimmyだけではたりなくて、イコライザーを足しているところ。

そういったものがないシュミレーターがほしいですね。

もちろんこのアナログディレイも内蔵で。

ばかでっかくなりそうですが・・・

まとめ

・ヴォリュームが大きくなるのはPT2399アナログの宿命か?

・しかし全体的に成功したと思っている。

・アンプのリバーブ感がよくでている。

・アナログならではの柔らかい反響音は魅力である。

近日中に音出しの動画も作ろうと思います。

YouTubeだと音が潰れますけどね。

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