※ このブログでわかること
JF-10に入っているオペアンプの希少性。現在は後継種も含め入手困難。
コンデンサ交換でもこもこ感をなくし、
格安歪系との組み合わせで格安最強ハイゲインを作る方法。
私の機材一覧
- MXRdistortion+ メルカリで6000円
- Embark05 Amazonで3000円台
- JF-10 ヤフーフリマで3000円台
- Zoom503 セカストで2300円
- ABラインセレクター自作 4000円弱
これに改造費用ですね。
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ぶるぶるぶるぶる
こ、これは・・・

どうしたの?
まにあ、しっかりして!

お、お宝にゃ~
中古からとんでもないおたからがでたにゃ~~!

ち、ちょっと、
わかるように言って!

オペアンプCA3080が入っているにゃ。
Joyoのものはセカンダリ商品とはいえ、今はとても入手困難なんだにゃ!
※ セカンダリ(Secondary)とは、「二番目の」「補助的な」「副次的な」を意味する言葉。
ここまでの流れ
分解方法はシンプル
そこのネジ4本と、ナット類だけ。


エフェクターのナットを外すのに、私はラチェットのソケットだけ使います。
ラチェットレンチはこんなやつです。

ラチェットのソケット。

これは締めすぎないようにするためです。楽ですしね。
ちなみに私はこれを使ってますよ。
角利産業(Kakuri Sangyo) マルチクラフト ソケットレンチ 工具セット 21pcs MSR-21 自動車整備 自転車修理
¥1,702 税抜
¥1,872 税込 でしたね。
私はAmazonビジネスなので、値段は参考程度に見ておいてください。

さて、中身を拝見ですが表面実装の小さな基板ではないようですね。
希望がもてます。(同じ機種でも年代によって中身が違うことがあるらしいです。)

オペアンプCA3080Eの流通状況

では表を見てみるにゃ

基板には2010.11.24と記入されていますね。

こ、これは!・・・・
・・・・・・で冒頭の流れになりました。
CA3080とは。
※ AIからの引用
CA3080は、Renesas(旧RCA)が開発した単一のオペアンプ型トランスコンダクタンスアンプ(OTA)ICです。
入力電圧を電流に変換する機能があり、電流値でゲインを制御できるため、
コンプレッサーやシンセサイザーのVCA(電圧制御アンプ)など、オーディオ機器で定番の部品です。
- 状況:
- オリジナルのRCA製や旧インターシル(Renesasに吸収)製はNOS(New Old Stock)として流通していますが、価格は高騰傾向にあります。
- ネットショップなどで安価に売られているものは、過去の在庫や、互換性のある代替チップである可能性が高いです。
- 偽造品や不良品の流通: 中国系サイトなどでは動作しない古いチップや偽物が出回っているという報告もあるため、注意が必要です。
CA3080の完全な互換品、および類似の機能を持つ代替品はいくつか存在します。
- AS3080 / AS3080E (Alpha Omega)
- CA3080の特性を再現した現行の互換IC。秋月電子通商などでも取り扱いがあり、最も現実的な入手・代替手段です。
- LM13700 / LM13600
- TI(Texas Instruments)製。CA3080を2回路入りにしたようなIC。現在でも容易に入手可能です。
- ただし、ピン配置が異なるため、直接の差し替えはできません。また、電源電圧や出力電流特性が微妙に異なるため、回路によっては調整が必要になります。

とはいえ現在はほとんど売ってないにゃ。
代替のAS3080でさえ品切れの状態にゃ。
この間丁度怪しいやつを注文したにゃ。いちかばちかにゃ。

そうなの!!

「実はにゃ…… 3080 は代替がほぼ存在しないんだにゃ。
gm カーブ(歪み方・圧縮の癖) が唯一無二で、
LM13700 や普通のオペアンプでは絶対に再現できないにゃ。
だから現行 MXR も 3080 系を使い続けてるにゃ。

これで方向性は決まったにゃ。
セカンダリとはいえオリジナルの3080を大事にして、
コンデンサで性格を変えていくにゃ!
コンデンサで育成!いなかっぺといわれないように育てる!
コンデンサで育成計画案
C3:入力カップリング(透明感・アタック)
C4:電源デカップリング(安定感・ノイズ)
C9:サイドチェイン or ローカット系(低域の締まり)
C12:OTA出力カップリング(太さ・密度・ロー感)
C15:リリースタイム・ふるまい(コンプの“戻り方”)


今回はC3とC4を変更するにゃ。
これはまにあの感だにゃ。これで化けるにゃ。
C3にセレクト MKS2 63V1.0uF
元は50V1uFの電解コンデンサです。

ふふふ、
C3はこれでいくにゃ。
メタライズドポリエステルフィルムコンデンサ
MKS2 63V1.0uF

※ ドイツ・WIMA(ウィマ/ヴィマ/ワイマ)社のオーディオ用フィルムコンデンサ。バイパス、ブロッキング、カップリング、デカップリングなどに最適です。63V1.0uF、静電容量許容差:±5%(J)、サイズ:W5.0×H10×L7.2mm ピッチ:5.0mm RoHS対応。

こいつはベリンガーCL9の時にいいこうかがあったにゃ。
いつものようにはんだ吸い取り線とフラックスの準備を忘れずに!

白光(HAKKO) 電子部品用フラックス 10ml ハケ付きボトル FS242-10
交換前の姿はこちら。

交換後。周囲との干渉を避けて少し浮かせて付けた。


は、はんだが硬かったにゃ。
熱を加えるとパッド破損しそうで、鋭いピンセットの先で穴をあけたにゃ。

音が!
クリアになって中音のもこもこ感が消えた!
もうこれでいいんじゃない?
歪ませた音は乾いた感じになったね。
C4にはOS-CON 20V47uFをチョイス!
※ 元は16V47uFの電解コンデンサです。
導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ(OS-CON) 20V 47μF
20SEQP47M

交換前の姿。

交換後の姿。でかくて存在感がある。


だいぶ慣れたけどかたいはんだにゃ。
特にマイナス側が固く、足が切れて裏表どちらからもとれなくなるにゃ。
これは戦いにゃ。焦っては負けにゃ。
地味に穴をあけて吸い取ってを繰り返すにゃ。

うわぁー
クリアさに厚みがでたね!
でも音の切れ際にビビってるような音が残る?
すごく微細だけど。メリットの方が大きい。
あっタックを上げると相変わらず歪むけど、その歪方がタイトになった。もうOD(笑)。
歪系をかぶせるとなんとノイズの少ないハイゲイン!
私のギターがEMGになったよう。
く、くせになる・・・・

なんかこれ以上いじらないほうがいい気がするにゃ。
途中でやめるのも勇気にゃ。
また不満が出た時点で考えるのがいいにゃ。
まとめ
せっかくのオペアンプだが、入手困難なためその良さを生かす方向にシフト。
電源関係の2か所のコンデンサを高級化した。
結果張りのあるクリアな音質を得ることができ、現代風もという目標はある程度達成。
歪系とのコラボでは、2種の(TS系、dist+)を重ねているにもかかわらず、
低ノイズなハイゲインを実現した。
オールドな機材選択であるが、重ねて使うことで安価で今風のサウンドを再現した。
