※ この記事でわかること
RATは切れ味抜群の歪ですが、単音で中音の粘りは少なく感じます。
今回はSD-1で中音の粘りを補おうという考えです。
その際問題になるのは、エフェクターをかぶせると、
RATの中低音が潰れてごちゃごちゃになる症状です。
今回はコンデンサ交換でRATをスッキリさせる方法を写真入りで記述します。
私はメルカリで販売しているPCB基板を使用しています。
販売主はこちら。

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狙い
中低音のごちゃごちゃをなくして、RATを切れ味専用にモデファイし、
SD-1とのコンビで一つの音を作る。
交換するコンデンサ
まずは蓋を開けます。このように現れた基板。

手前のダイオードにピンヘッダーを使用して交換可能にしてあります。
この中で交換するコンデンサは次の写真です。

赤枠、黄枠、紫枠の順で交換しました。
順番の理由と交換後の様子を次に記載します。
赤枠 1uFの電解コンデンサを0.47uFに変更
一番修正したかったのは低音がごちゃごちゃになること。
飽和して分離感がないことです。
赤枠は、入力と出力のカップリング(低音の量を決める)と思われますので、
そこのコンデンサの値を半分にバッサリ落としてみます。
・印象
低音のパワーコードでもぐちゃぐちゃにならず、スッキリしました。
ただ、中音のコードがまだごちゃつきます。
ごわーという感じですね。ここを修正します。
黄枠 外4.7uFと内2.2uFの電解コンデンサも半分にする

外側が低域担当、内側が中域担当だそうです。
現在気になっているのは中音域ですので、
内側 2.2uFを1uFに変更します
・印象
これはかなりスッキリしました。
でも中音と低音の間(細かい男)がまだゴチャついているようです。
外側 4.7uFを2.2uFに変更します
・印象
これでかなりスッキリしました。
ほぼ望み通りです。
欲を言えばもう少し切れ味がほしい。高音を上げたいです。
紫枠 3.3nFのフィルムコンデンサを2.2nFに変更する

ここがフィルター周りに当たるそうです。
ここを小さくすると、高域の成分が残りやすくなるそうです。
2.2nFにしてみました。
・印象
かなりシャキとした印象で切れ味抜群になりました。
ただ、RAT単体で使うなら少しやせすぎかもしれません。
SD-1と同時使用してみる
・予想通りの成果。SD-1の正統派の上に、RATのバリとした音を乗せることができた。
・紫枠のフィルムコンデンサの交換でフィルターを下げても高域が出るようになった。
・前がSd-1で後ろがRATで、セオリーとは違うがSD-1の歪を全開、RATを半分というのが良かった。
まとめ
・歪2個掛けの場合はRATには切れ味担当になってもらう。
・シャキシャキでやせすぎでもちょうどよくなる。
・コンデンサの値を変えるだけでキャラークターが大きく変化した。
・好みの音を決め打ちしているので、「無駄にノブを回さない=ノイズ少ない」となった。

