LGA1700のCPUのそり
このお話は、私のCPU i5-12400Fでの出来事になります。
第12世代のCPUですね。CPUソケットはLGA17000です。
当初、LGA1700のCPUを使い始めて、CPUが反るという噂は耳にしていましたが、
ねじ止め式の改造簡易水冷クラーを使用していたので、
反りについてはあまり実感はしていませんでした。
ところが、どうも冷え方がいまいちの感じです。
原因が改造クーラーにあるのかもしれません。
水冷だとFANの音がありませんから、状態がわかりやすいように、
一旦リテールクーラーに戻してみることにしました。
Intel純正クーラー
純正のリテールクーラーです。何気に結構格好良かったりします。
プッシュピン方式で取り付けるようになっていますね。
ある日パソコンを起動したら、CPU温度が爆上がりでFANが全開状態。
慌ててシャットダウンし、クラーを調べたところ、右側のピンが外れていました。
その時は自分の取り付けミスかもしれないと思ったのですが、
ある日、動画のエンコードをしていたら、「バチン!」という音とともに
CPUが外れてしまいました。こんなことは初めてです。
おそるべし、熱によるCPUの反り・・・
純正クーラーをねじ止めに変更してみる
ネットでは反り防止として、CPUの枠なども販売されていていますが、
私はCPUをねじ止めにする方法にしてみました。
この方法は1000円前後で割と安価に行うことができます。
私はアイネックスの商品を使ってみましたが、探すと他にもあるかもしれません。
こんなイメージで取り付けます。
この方式で、リテールクーラーが外れることはなくなりました。
officeやネットを見るのが主ならば、これでも十分だと思います。
しかし、少しCPUに負荷がかかるとFANが全開になってしまい、
冷えるまでしばし時間がかかります。
FAN音もうるさくなってしまいます。
フリーソフトのCoreTempで計測した最低温度も30度台までしか行きません。
ちなみに、CoreTempはCPU温度が測れて便利ですが、同梱ソフトがあるので、
いらない場合は、インストール時にチェックを外してください。
サイドフロー空冷クーラー
私の使い方では、もう少しCPU温度を下げたいので、
サイドフローの空冷クーラーも試してみることにしました。
クーラー選びの条件として
- ミドルケースを使用しているので、あまり大きくないものがよい
- 安価なものがよい
- ねじ止め式のものがよい
でした。
結果またまた回し者ではないですが、アイネックスのSE-224-XTを選びました。
もうたまたま近所で安価だったからです。3000円台だったと思います。
こちらの商品は、標準でFANが1つ付属していますが、
FAN取り付けピンは2つ付属しているので、
裏表にFANを取り付けることができます。
私は近所の中古店ハード○フで、静音で評判が高いnoctuaのFANを手に入れたので、
そちらを2つ装着しています。
なぜかジャンク扱いでしたが、ちゃんと動いています。
かなり安く手に入れましたが、とても静かで今までで一番良いです。
温度計測の結果もこのような感じで、良いです。
高価な水冷クーラーが購入できなくても、
工夫すれば空冷クーラーでもよい効果が得られるようです。
コメント