もう少し冷やしたい
フリーソフトの、CoreTempでCPU温度を計測したところ、普段使いではほぼ問題がないものの、私はマイクラしかやらないのですが、ゲーム実行時の温度がマックスになったままなかなか下がらないことがあります。
もう少し欲張ってCPUの冷却をしたい。
そんなわけで、いろいろ試したのですが、これが一番効果があったので記録します。
ジャンク部品を活用
今回使用したのは、ジャンクノートPCから取り出した「冷却ファン」とジャンクマザーボードから取り外した「ヒートシンク」です。
こちらを写真のように固定しました。
これを簡易空冷のラジエターに張り付けようという作戦です。
私はラジエターをPCケースの外に出しているのでよいですが、ケース内だとスペースの関係上、ファンや取り回しに工夫がいるかもしれません。
デスクトップのファンと同じにつなぐと回らない
デスクトップのファンは12Vで動作するようなんですが、ノートPCのファンは5Vなんですね。
最初普通にデスクトップのケースファンと同じようにつないだら、回っては止まり、回っては止まり・・・。
ああそうか、電圧が違うんだっけ。
それでは、5Vをどこからひっぱりましょう?
パソコンの電源によって違うかもしれませんが、大体は線の色でわかります。
- 黒・・・・・・・GND(マイナス)
- 黄・・・・・・・12V
- 赤・・・・・・・5V
赤い線から簡単に電源を引っ張れそうなところと考えたところ、ペリフェラルの部分がよさそうです。
最近はあんまり使わないこんなコネクターありますよね。
これの赤黒につなげばいいわけですね。
本当はソケットを購入してきれいにパチンとつなぎたいところなんですが、お金をかけたくないので、いらないペリフェラルを破壊。
黄色を赤、黒を黒に直結。
美しくないし、安全面でも非推奨なので、ピンボケ。
これでめでたくファンはゴーゴー回ったわけです。
ゴーゴー、ゴーゴー
うるさい・・・。寒い・・・・。
回転を下げてみる
そのままでも気にしない方はめでたくここで終了ですが、私は少し、いやかなり気になったので、電圧を下げてみることにしました。
抵抗がどうのこうのは面倒なので、手元の部品を探しましたところ、「可変電源キット」なるものがありました。
説明書にはOKL-T/6-W12N-Cと記載されていますね。
私は秋月電子通商で購入しています。
1280円と少し高価なので、同じ用途でもっと安いものがあるかもしれません。
VINとVOUTが書いてあるのでわかりやすいですね。
おまけで、電圧計。
amazonで2~300円くらいだった記憶があります。
そして、はんだ付けが面倒なので、ミニブレッドボードを使用。
こういったものはamazonなんかで検索するといろいろあります。
線の先をピンにしてコネクターにしたいとか、探してみてください。
といった感じで組付け完了です。
ミニブレッドボードは写真縦半分ずつ、横1列に電極が入っています。
同じ並びに同じ色の線を指せばいい感じです。
動かしてみます。
やはり最初は4.8Vくらいあったので、3.3Vくらいまで下げました。
電圧の調整は、可変電圧キットの上部、マイナスドライバーで回すと調整できます。
本当はマザーボードで制御できればいいのですが、あれ?
12Vから引っ張って、可変電源キットを使ったら制御できるかもしれませんね。
それは次の課題にしましよう。
取付
なるべく薄手の両面テープでラジエターにペタリ。
絶縁テープで補強しています。
こんな冗談みたいな方法ですが、CoreTempで計測したところ、5度くらい違うような気がします。
パソコンで特に何もしていないときの温度が、すでに少し低いです。
マイクラをやってみてもマックスまで温度が上がっても、割とすぐに安全圏まで下がってくれました。
しばらくこれで使います。
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