BEHRINGER CL9 のノイズが気になる方向けに、導電塗料の塗布・アース強化・銅ネット追加による静音化手順をまとめました。歪み系と組み合わせたときのノイズ低減にも効果があります。
特に「CL9 が歪み系と組むとノイズが増える」「アースが弱い気がする」という悩みを持つ方に向けた内容です。
写真はシルバー塗装ですが、プラスチック躯体のままです。(笑)
前回までの流れ CL9 ノイズ対策の前提(前回の改造内容)
ジャックに刺しただけでノイズを発するCL9…
そこで元々の安価なコンデンサを全交換しました。
BEHRINGER CL9 Compressor/Limiterノイズ対策”改”|3000円中古を相棒に育てる!
それほど高価なコンデンサではなく、
電気工作用のものでしたが、効果は絶大。
しかし歪系のエフェクトとの組み合わせではまだ物足りません。
さらなる高みを目指します。
それにあたり記事の中にある、アタック側に仕込んだオイルコンデンサは外しました。
導電塗料の塗布 CL9 のシールド強化:導電塗料の塗り方
タイトルの通り導電塗料を塗るだけです。
元々アルミテープで行っていましたが、
厚みが出るため組み立ての際にゴワゴワします。
思い切って導電塗料を塗布しました。

黒い導電塗料を裏側に塗った様子
黒いのが導電塗料ですが、下の写真でわかるように基盤が触れる部分には塗らないようにします。

中央写真 基板が触れる部分は塗らないこと
アースを落とす CL9 のアース改善方法
CL9のアースの仕組み
CL9はプラスチック躯体ですが、
底板が鉄です。素材はわかりませんが、重いです。(笑)

CL9の底板
CL9はこの鉄板にアースを落とす仕組みになっています。
基板を固定するための下側のネジがあります。
ネジの下に銅板らしきものが貼ってあります。

ネジの下にアースを落とす構造が見える
このネジに金具を共締めして鉄板に触れるような構造ですが、
ボディと鉄板の間には隙間があり、
金具の接点も心持たない感じです。
銅ネットでアース接点を強化する方法
金具の写真は撮り忘れましたが、
ボディの隙間を利用して銅ネットを挟みます。
導電塗料も塗ってあるのがわかると思います。

ホームセンターに売っている銅ネット
これだけでも金具の接地は良くなると思いますが、
ダメ押しで金具をはんだしました。

確実な接点を確保
完璧です。(笑)
でも熱のかけすぎで、プラスチック躯体を溶かさないように!
CL9 ノイズ対策の結果と改善点
CL9単体でのノイズはすでに極少になっていましたが、
歪系とのコンビで、サスティーンつまみを上げられるようになりました。
弦に触れていないときのハムノイズにも有効でした。
まだ、歪をmax、サスティーンをmaxとはいきません。
まぁそこまで極端な設定もしませんが、
今後コンデンサの高級化でもう少し追い込む予定です。
✔ この記事のまとめ
- CL9 はプラ筐体+鉄板アースのためノイズが出やすい
- 導電塗料でシールド強化するとノイズが大幅に減る
- 銅ネットでアース接点を安定化すると歪み系との組み合わせが改善
- 今後はコンデンサの高品質化でさらに追い込める
