※ この記事でわかること
Joyo DynaCompressor(JF-10)は本家MXRと似た作りで、中音域の強いパワフルなコンプレッサーです。
半面、力強くコードを弾くと回路が飽和状態になり音が割れます。
味としてこのまま使用するのもありですが、今回は解消する方向で進めます。
ネタバレ
実はコンデンサ交換までしないうちに解決してしまいました!ちょっと残念。
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ある日 まにあの部屋で

C3とC4を高級コンデンサに変更して、
音がクリアになったJF-10だけど、
コードストロークで力が入ると音が割れることに気づいたの。


それはこの回路の個性みたいなものにゃ。
あえて、ニュアンスを出すのにそのままでもいいと思うにゃ。
初子ちゃんはどうしたいにゃ?
“JF-10 の音割れは“故障ではなく設計上の個性”。

私は気になるの。
解消したい。

わかったにゃ。
対策を考えるにゃ。
まにあの音割れ対策案
概容
- 12V電圧での駆動(電気的な余裕、回路のパフォーマンスをフルに出す)
- ピックアップを下げる(そもそもおおもとでの出力が大きすぎる)
- C15コンデンサの値を小さくする(アタックに与える大きさを変更)
- C12コンデンサの値を小さくする(コンプの出力調整)


これでいくにゃ!
“JF-10 の音割れは“故障ではなく設計上の個性”。
でも、12V化+コンデンサ調整で現代的に扱いやすく育てられる。(はず)
12V電圧投入!
※ まず前提条件として、メーカーは9Vを推奨しています。
故障は自己責任。有事の際は(火災など)自己責任になります。
12Vにするとなぜいいの?
電源電圧が上がると オペアンプ(CA3080)のヘッドルームが増え、 入力が飽和しにくくなる。
体が栄養で満たされたような状態になるんですね。(笑)
12V電源の準備

前回、コンデンサの値を見た限りは12Vでもいけそうだにゃ。
でもLEDが、おかしな瞬きをしたり、基板が熱を持ったりしたら、
12Vに耐えられない設計なのであきらめるにゃ。
私の環境だと元々が12Vの電源なので、割と簡単です。
一般的にはアダプターを探すところから始めなければなりません。
ノートパソコン用等、電圧が安定しているものがいいのですが・・・
外付けDVDのアダプタなどがいいかもしれません。

わざわざ外付けDVDを買うよりは、ジャンクで探した方がいいかもしれません。
また、自作パソコン用の変換プラグを使用すると簡単で安全に電源が取り出せますね。
汚いですが、こんなやつです。

これなんか2またで便利そうですね。
オーディオファン シリアルATA電源変換ケーブル SATA電源ケーブル (15ピン) → ペリフェラル (4ピン) ×2分岐 ストレート
¥436 税抜
¥480 税込 法人価格なので、実際はもう少し高いかも(数十円)

検索するともっと安いものもありますよ!
一般的にパソコンの線は
黄色=12V
赤 =5V
黒 =GND(マイナス)
となってます。
そして家電のアダプターを使用する場合は、センターマイナスに変換しなくてはいけません。
私はこのようなものを自作していますよ!

オスプラグか、メスプラグのどちらかのプラスマイナスを反対にするだけです。
パソコンのケーブルから直接はんだなら上の写真のメスプラグは必要ないですね。
ご自分の環境に合わせてプラグを自作しておくと便利ですよ!
12Vでの試奏


うわー、まにあ。
音がひろっがって太くなったよ。
あれ、音割れしない。
解決していない??

それはよかったんだにゃ。
だけど準備が無駄になるにゃ。
試しに太い弦3本を思いっきり弾いてみるのにゃ。

ほんとうだ、
少しまだ音割れするね。

次はギターの出力に注目してみるにゃ。
ピックアップを下げるとどうなる?
ピックアップを下げるとノイズを拾いにくくなります。
半面パワーやハーモニクスが犠牲になるので、良いポイントを探します。
私の愛用のJacksonは、なんと激安FLEORのアルニコ2が搭載されています。
FLEOR アルニコ 2 ハムバッカー ピックアップ 8-9K エレキギター ピックアップ ブリッジ ハムバッカー、ホワイト
¥1,956 税抜
¥2,152 税込でしたね。

冗談抜きで好きです。このメーカー(笑)
イメージとしてアルニコ5の方が歪系にマッチする気がしますが、
実はアルニコ2の方が想像通りの歪になります。
アルニコ5は音質がハイによっていて、クリアトーンが強いです。
どちらもハイパワーで、使用方法によってはかなりいいですよ!
ピックアップの高さでしたね。
単純にピックアップの左右のネジを回すだけです。
最後のフレッドを押さえても、ピックアップに弦が触れないことが最低条件です。

きったないギターにハムバッカーがダイレクトマウントされています!
ネジを2~3回しくらいで少しづつ下げてみましょう。

まにあ、
割れていた部分の音が「ぺけ」になった。
あ大丈夫そう。
歪ませてみるね。
ハーモニクスも出るね。なんかクリアな歪だね。
いい感じ。ありがとう。
もういいよ!

念のためコンデンサもいくにゃ。

うんん。
もういいの。ありがとう。

さわりたいにゃ・・・・・
変えてみたいにゃ・・・・

まにあ、
いつもありがとう。
じゃあね。

しかたないにゃ。
最後にうんちくにゃ。
個別の弦の音が弱く感じたらピックアップのネジを回して弦に近づけるにゃ。
弦と、ネジのマイナスの溝を平行にすると効果が強くなるらしいにゃ。

まとめ
・今までの実験でもそうだったが、電源の12V化はあらゆる問題に効果があることが多い。
ノイズ、音の太さ、広がりなど、目に見える効果がある。
・ハイパワーを求めて、ピックアップを高くしてしまうことがあるが、
今回のようにコンプで増幅すると余計なノイズが一緒に増幅される。
音割れの原因が「ぺけ」というピッキング音であることも判明。
・コンデンサ交換については興味が尽きないが、
また使い込んで問題が発生した時点で考えたほうが良いだろう。
