ロボトミーを知っていますか?

つぶやき

名前はかわいいけど・・・

現在の発達障害患者でよかったかも

このお話は発達障害にも関係がありそうです。

その昔まだ発達障害という言葉が使われていなかった頃のこと。

精神患者の脳に外科的手術をしていたことがあるそうです。

その手術の名前がロボトミーだそうです。

ロボットに似てますけど、それが語源ではないそうです。

日本語では、 前頭葉白質切截術 (ぜんとうようはくしつせっせつじゅつ)というそうです。

ええ?そんなのきいたことないです?

私もです。知りませんでした。

でも、私が生まれる以前には実際に行われていたようです。

嫌です!私は頭の中をいじられるのは・・・

誰でも嫌ですよね。実際に失敗例もあったようです。

実際にはどうやっていたの?

ざっくりと言えば2種類のやり方があったようです。

まずは、頭部の両側に穴をあけて、ロボトームという長いメスで前頭葉を切るやり方。

お次は、眼窩の骨の間から(目玉の上)アイスピックのような器具を挿入して神経線維を無造作に切断するやり方。

だそうです。

まじこわいんですけど・・・・。

安心してください。

現在ではおこなわれていないです。

本当に良かったです。

精神外科

歴史

今では精神外科なんてききませんよね?

始まりは、1935年にチンパンジーの前頭葉切断をおこなったところ、性格が穏やかになったことから始まったそうです。

同年、ポルトガルで初めて人間に手術され、翌年にはアメリカでも行われたそうです。

早いですよね。安全性確認は・・・・?

でもこの治療でノーベル生理学・医学賞を受けた方もいらっしゃるようです。当時は信頼されていたのですかね。

その後、ローズマリー・ケネディ(ジョン・F・ケネディの妹)のロボトミー失敗などの経緯を経て、薬での治療が一般的になり、ロボトミーは廃れていったようです。

日本では?

1942年に新潟医科大学で初めて手術が行われたそうです。

第二次世界大戦中や、戦後しばらく行われていたようです。

主に統合失調症患者を対象にしていたようです。

その昔は、発達障害などという言い方もなく発達障害は、統合失調と同じ治療を受けていたとききました。

ですので手術の対象者の中には、発達障害者もいたことでしょう・・・。

でも、1975年に「精神外科を否定する決議」が可決され、それ以降は手術は行われていないそうです。

日本ではロボトミー手術後の患者が医師宅に押し入る殺人事件もあったようです。(ロボトミー殺人事件)

発達障害の歴史とリンクさせてみる

発達障害の概念は20世紀から

発達障害 (developmental disabilities) の概念はアメリカで生まれ、1963年にアメリカの正式な用語として用いられたそうです。

なんとケネディ大統領の時代だそうです。ケネディつながりです。

ローズマリー・ケネディの手術は1941年だそうですから、その時には発達障害という名前はなかったことになります。

日本での初ロボトミー手術が1942年でしたので、ローズマリーの手術と年代が近いですね。

日本で発達障害の概念が入ってきたのは1970年以降だそうです。

「精神外科を否定する決議」 が1975年でしたから、発達障害という考え方がでてきてから、割と近い時期にロボトミーは廃止されたことになります。

ですからこの期間の未診断発達障害者はロボトミー手術をした可能性がありますよね。

前頭葉と発達障害

間欠性爆発性障害

そもそもロボトミーは爆発性精神病質などの診断を受けた方が手術対象だったそうです。

爆発性精神病質 とはなんだろうと思い、調べたのですがその言葉ではヒットしませんでした。

かわりにでてきたのが間欠性爆発性障害でした。

多分内容的にはこれだと思います。

症状は 急激に怒りや感情を爆発させ、激しい言葉で攻撃する 。時には暴力を振るうこともあるが、それほど激しくはないそうです。

やはり社会的にうまく立ち回れないとなるそうです。

んん?発達障害の症状の衝動性に近いのでは?

こんな一文を発見しました。

※ この診断は、反復性の衝動的・攻撃的爆発が、以下の障害において通常みられる程度を超えており、臨床的関与が必要なである場合は、注意欠如・多動症、素行症、反復挑発症、自閉スペクトラム症に追加することができる。

だそうです。

怒りは前頭葉に関係あるんですよね。

※ 前頭葉・・・脳全体のシステムをコントロールし、創造、思考、判断、記憶、感情など人間の行動のすべてをつかさどる。

ロボトミー、 前頭葉白質切截術 (ぜんとうようはくしつせっせつじゅつ) が効果的と考えられたわけですね。

発達障害の原因と言われている項目

こちらからの引用です

・前頭葉の損傷が引き起こす注意欠陥多動症候群

・脳の広範囲な損傷で発症する自閉症、高機能自閉症、アスペルガー 症候群  

MRI,PET,SPECTなどで前頭葉、側頭葉、頭頂葉などの大脳皮質、小脳虫部、大脳基底核、大脳辺縁系(海馬、扁桃体)視床などに異常 。このため、言語、社会性、運動、感情、衝動性や行動のセルフコント ロール能力、認知能力、共感性などの能力が幅広く障害されている。

・ADHDや自閉症では「モノアミン(ドーパミン、ノルアドレナリン、 セロトニンなど)」が不足する代謝異常を指摘されている。

だそうです。

ADHD( 注意欠陥多動症候群 )が前頭葉に関係あることが書いてあります。

発達障害の薬

・ADHDや自閉症では「モノアミン(ドーパミン、ノルアドレナリン、 セロトニンなど)」が不足する代謝異常を指摘されている。

とありますが、私も脳内物質に関係のある薬を服薬しています。

主にこの3種類が有名です。

こちらからの引用です

コンサータ

  •  メチルフェニデート製剤
  •  主に脳内のドパミンとノルアドレナリンの働きを強める作用をあらわす
  •  1日1回の服用で約12時間効果が持続する
  •  寝つきが悪くなるなどの副作用があらわれることがあるので、原則として午後の服用は避ける

ストラテラ

  •  アトモキセチン製剤
  •  主に脳内のノルアドレナリンの働きを強める作用をあらわす
  •  脳の覚醒が比較的少なくADHDの治療ができるメリットがある
  •  内用液剤があり、カプセル剤が飲みにくい患者などへのメリットが考えられる

インチュニブ

  •  グアンファシン製剤
  •  主に脳内のノルアドレナリンの受容体であるα2A受容体を刺激し、シグナル伝達を改善する作用をあらわす

私は今のところストラテラと、インチュニブを服用しています。

薬のことはとても微妙みたいです。

組み合わせがとても難しいようです。

私は主治医の先生に気になるところを正確に伝えようと心がけています。

将来、薬も副作用云々あるかもしれませんが、一度の人生です。ちゃんと根拠のある治療をしたいものです。

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