発達障害とはなに?

つぶやき

そもそも発達障害とは?

発達障害とは発病するものなの?

まずここからですね。
発達障害とは病気として後天的に発病するものではありません。
親の育て方や、しつけでなるものではありません。
遺伝性は関係ありそうだと、現在も研究している段階のようです。

発達障害は生まれつきのものです。

発達障害は先天的な脳機能のかたよりによる障害。
分野によって得意不得意の差が大きく、能力に凸凹がある障害です。

外見からは障害であることがわかりにくく、症状は人によってまちまちなので、はたからはつかみどころがない障害ととらえられてしまいます。

具体的には症状はどんな風にあらわれるの?

世間一般的に、障害であることを知らずに接した場合こんな風にとらえられるかもしれません。

  1. 自分勝手、わがまま
  2. 変わり者
  3. 困った人
  4. 怠け者
  5. 育て方が悪い
  6. 生意気

本人はいたって普通にふるまっているつもりなので、こんな風にとらえられる原因が全くわからず知らず知らずに社会生活に困難が生じます。
自覚がないので注意しようがないとでも言いましょうか・・・。

発達障害の種類

図のように発達障害には大きく分けて3つの種類があります。
円の重なり合っている部分は両方の症状を持ちあわせているということです。

そしてこのような症状に加えて知的な部分で問題があるのが知的障害という位置づけになります。

自閉症スペクトラム(ASD)

診断時期や、診断基準によっては皆さんも耳にしたことがるかもしれないですが、「アスペルガー」と言われることもあります。
「高機能自閉症」「広汎性発達障害」と診断されることもあります。

症状的には、コミュニケーション能力に困難があり、興味関心の幅が狭く関心ごとには強いこだわりがあります(マニアックと表現すればいいでしょうか?)
同じことを何度も繰り返す反復行動があったり、変化が苦手だったりする人もいます。
柔軟な考えが苦手で、堅物、真面目すぎ、ととらえられることもあります。

※ちなみにスペクトラムとは連続という意味だそうです。

注意欠陥多動性障害(ADHD)

片付けられない障害としてマスコミにとりあげられることも多いかもしれません。全ての人が片付けられないわけではないのですが・・・。

症状としては、不注意、多動性、衝動性と障害名の通りです。

印象としては、集中力がない、落ち着きがない、忘れっぽい、となるのでしょう。

わりと話は上手な人が多いようです。
じっと待つようなことが苦手で、突発的な行動をとる人もいます。
うまくいけば行動力がある!となるのでしょうが・・・。

※ADHDだからといって、不注意、多動性、衝動性、すべて持っているわけではないようです。その辺がこの障害をわかりにくくしているのかもしれませんね。

学習障害(LD)

全体的な知的の遅れはないのですが、書字、読字、計算、など特定の分野が極端に苦手といった障害です。
普通に生活しているのにもかかわらず、単純なことができないので「ふざけてる」「態度が悪い」などと誤解されることもあります。

  • ディスクレシア(読字障害)
  • ディスグラフィア(書字障害)
  • ディスカリキュリア(算数障害)  などと言われます。

私の私見ですが、まだ専門医が少ないようです。特に大人の学習障害は治療する場所が少ないようです。まだまだ分からないことが多いようで、この症状を持った社会人はなんとかごまかしごまかし生活するしかないのが現状です。

発達障害者が困ること

もともと感覚過敏を持っている人が多いのです。

  • 光(まぶしいなど)
  • 音(エンジンや話し声など特定の音が耳につく)
  • 匂い、味(カビ、野菜の強いにおいなどが気になる)
  • 舌触り(脂のぶよぶよした感じや、生のネギのシャキシャキした感じなどが気になる)
  • 皮膚(洋服のタグがチクチクする、襟や袖が邪魔に感じる)

こんなことから「わがまま」「気難しい」と誤解されてしまいます。

てんかんについて

てんかんも発達障害者に現れる症状のようです。
発達障害者全員ではないのですが持ち合わせている可能性もあります。

最後に

私が、自分のことで普段から調べている知識で書いています。
もしかすると表現がまずい部分や思い違いもあるかもしれませんが、簡単に発達障害を説明するとこんな感じかと思います。

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