3Dプリンタで作成しました
いきさつ
久々にtinkerboard-sを試してみようとこころみたものの、
冷却ファンをつけられるtinkerのケースをもっていなかったので、
いっそ3Dプリンタで作ってしまおうと考えました。
tinkerboardはRaspberryPiと同じサイズで作られているのがウリですが、
実は基盤が微妙に干渉して、
ファン付きのPiケースだと使えなかったりします。
そのあたりを考慮しながら、私なりに使いやすい形で作りました。
ゴミの山
失敗作の山です。本当はもっとあります。
微調整がある上に、プリンタが不調だったので・・・
部品は底と蓋にわけました
底の作成
Pi3とtinkerboardの下回りの違いは、
Pi3の場合底面ヒートシンクを取り付ける場合があることでしょう。
ですので、底面はPi3に合わせて共用部品としました。
蓋の作成
Pi3とtinkerboardの上面の一番の違いは、
CPUの位置でしょう。並べてみるとわかります。
他にも干渉する部品があるのですがそのあたりを避けながら制作です。
このような感じになりました。
tinkerboardのほうはカメラの取付穴が少し狭いかもしれません。
次は冷却ファンを取り付けます。
Pi3のほうはケース内にきれいに収まりますが、
tinkerboardは、ヒートシンクが大きいので (たぶん付属だった )、
ケースの外にファンをつけます。
ネジは3mmX15mmの長さがあれば、余るくらいです。
2mmX13mmくらいのネジが手に入れば一番いいと思います。
組み立て
3mmX35mmのネジを使って組み立てました。
DYIショップで三本148円でした。ナットもついています。
長さは少し余ります。
本当は2mmでこの長さのネジがあれば一番良いです。
きつくてPiがかわいそうでした・・・。
底面には滑り止めの足(マット)を貼ります。
DYIショップで8個168円でした。
今回は表面仕上げはせずに、
プリンタから射出したままお見せしたかったのですが、
両面テープを貼る場合、積層痕の凹凸や、
ABSの油分?で両面テープがはじかれるので、
荒めのやすりで磨く必要があります。
完成状態です
USBとLANはこんな感じです。
私はIOピンをよく使うので広く開口しました。
底面です。
ステータスランプが確認できないと、
恐くて電源落とせませんよね。
Pi3とtinkerboardを並べてみました。
私はPi4をもっていないので作れませんが、
そのうち挑戦したいと思います。
ちなみに今回のtinkerboardはSです。
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共用ケース底
Pi底
Pi3蓋
Pi3蓋
tinkerboard-s蓋
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